11月4日、3年ぶりの総会を開催しました。初めて、大阪城が見えるKKRホテルで行いました。多忙な折にもかかわらず、当会のために時間をとってお越しいただいた近畿経済産業局、堺市、富田林市、堺打刃物商工業協同連合会の皆様には感謝しています。残念ながら当会と最も関係の深いはずの〇府の方はお見えいただけませんでした。前々日に会長が〇府の担当課の管理職2名に直接出席依頼をされましたが、知事のあいさつ文を持参されただけで出席を辞退されました。会長は、会員全体のことを考え、つながりを付けたいと思っていましたが、頑として受け付けてくれませんでした。会長としても悔しい思いをされていたのは確かです。この管理職の上席は、当会とコミュニケーションを図りたいと言い、自分たちの思いや願いは伝えるが、当会を大事にする姿は見当たらない。お互いWIN、WINの関係でなければ、コミュニケーションではない。言葉できれいなことを言っても言行不一致と受け止められます。参加者から、例年来ている府が何故、来ないのかという質問が多くあり、また、お会いして話がしたかったといっていました。当会としても困っているしか答えようがありませんでした。ものづくり支援課は、ものづくりを支援するところでありながら、これまで、勝手に、府の指定を取り消したことがありました。申し入れをするとやっと理解してくれましたが、元に戻るまで2年以上かかりました。彼らは、その案件を引き継いでいるにもかかわらず、「コロナ問題」で片づけてしまいます。指定を取り消されたところの思いが理解できるのでしょうか?大事なことは、「踏んだ人間は忘れるが、踏まれた人間は忘れない」という言葉通りです。いくら言葉でいいことを言ってもいったん関係が崩れた場合、会って、人間関係を取り戻すしかないと思います。彼らは2年たつとまた転勤と思います。そして、引継ぎが十分に行われず、結果として、ものを作っている人や団体に迷惑をかけることになります。人間関係が重要ではないでしょうか?懇親会は、和気あいあいで進行しました。懇親会で、長老の職人さんが言った言葉が印象的でした。「やはり、会って、盃を交わして、話し合わないと人間関係はできない」と。
2022/11/07