毎月、最初の辰の日に住吉大社では初辰参りが行われています。その日は、境内で三つの団体が主催する催事が行われます。
私たち大阪伝統工芸品産業振興協議会が主催する所は「住吉大社初辰参り大阪ええもんいちびり市」と命名し、こだわりを持った 商品を販売する出店者を集めています。
もともと大阪の伝統工芸品をつくる職人さん達が出店していましたが、高齢化などの事情により 多くて3店舗、少ないときは1店舗となってしまいました。
そこで、京都や奈良の催事に出かけて出店者を見つけ、現在、多いときは12店舗 の出店者があります。中でも桐タンスの職人の店は、最初から出ています。品物は職人の手作り物ばかりであす。まったく嘘はありません。 品質も良く、値段も安い。もっと、値段を上げてみてはというと、「これでええねん」一点張り。
目利きのお客さんもお見えになります。 画像の女性もその一人である。実は、大阪ではよく知られている某作家さんです。この桐タンス職人のファンであります。特注も下さる。フェイスブックでも取り上げてくださる。
「俺は、ネット販売なんか嫌いや。あんもんみて品物の良さはわからん」という職人さんもこの作家さんがフェイスブックで取り上げてくださった 記事、画像を見せるとニヤリとします。私としてもうれしい限りです。